会社概要
Association Profile
ごあいさつ
Welcome
当社は、紙芝居の制作、普及、および関連イベントの企画・運営を専門とする企業です。長年の経験と情熱を持った専門スタッフが、紙芝居を通じて人々の心を豊かにし、笑顔と感動を提供することを目指しています。
Our association specializes in the production and dissemination of kamishibai, as well as the planning and management of related events. Our professional staff with many years of experience and passion aim to enrich people’s hearts and provide smiles and excitement through kamishibai.
私たちは、紙芝居の力で物語を伝える魅力やエンターテイメント性を最大限に引き出すために、創造力と技術力を結集させています。個々の作品には、美しいイラスト、鮮やかな色彩、そして心温まるストーリーテリングが詰まっています。
To maximize the enchantment and entertainment of storytelling through the power of kamishibai we combine our creative with our performative capabilities. Each work of kamishibai is full of beautiful illustrations, vibrant colors, and heartwarming storytelling.
また、私たちは紙芝居の普及活動にも積極的に取り組んでいます。学校や図書館、地域のイベントなどでの紙芝居の実演やワークショップを通じて、子供たちや大人たちに紙芝居の楽しさや教育的な価値を伝えています。さらに、紙芝居関連の書籍や教材の制作・販売も行っており、より多くの方々に紙芝居の世界を広めるための支援をしています。
We are also actively engaged in activities to popularize kamishibai. Through Kamishibai performances and workshops at schools, libraries, and local events, we convey the fun and educational value of kamishibai to children and adults. Furthermore, we also produce and sell books and teaching materials related to kamishibai, enabling more people to know the world of kamishibai.
私たちは常にお客様のニーズに合わせたオリジナルな紙芝居の制作やイベントの企画を提案し、最高のクオリティと満足をお届けすることをお約束します。紙芝居の持つ豊かな表現力と感動を通じて、心のふれあいと笑顔を創り出すお手伝いをさせていただきます。
We always propose the creation of original kamishibai and plan events tailored to our customer’s needs to deliver the highest quality and satisfaction. Through the rich expressiveness and emotionality of kamishibai we will help you to create emotional connections and smiles.
〜 伝えたい想い 〜
私たちのはなぜてづくり紙芝居館を作ったのか?
コロナ渦はまだまだ、収まらず第二波の真っ只中に私たちはいるようです。自粛が解除されても、イベントは制限が多く、紙芝居の仕事も激減しました。そして、40度を超す暑さ、とても、街頭で紙芝居を行える状況ではありません。巣篭もり状態の中人々は大きなストレスを抱えて生きることになりました。
そんな中、ライブができないなら、オンラインで紙芝居をやる動きが高まり、私たちも苦手なオンラインの紙芝居で今まで出会わなかった世界の紙芝居の実演をしている方を知ることもできました。オンラインで世界と繋がる楽しさを体験しても、紙芝居のライブでの楽しさ以上のワクワクドキドキ感を動画などの画面越しには味わえないことも実感しました。
たまちゃんは、紙芝居の実演活動に関わって今年の秋に40年を迎えます。大阪の西成区の路上で生まれてはじめて、自転車にのってやってくる紙芝居のおじさんの作り出す紙芝居の世界に感動したのをきっかけに紙芝居の世界と関わるようになりました。
昭和51年大阪にはまだ、「府かみしばい業者条例」があり、街頭紙芝居の実演には免許が必要だったので、それを取得して、日本に唯ひとつ残っていた紙芝居の絵元「三邑会」から紙芝居をお借りして紙芝居を始め現在に至っています。絵元が2000年に他界し、その後、三邑会は「一般社団法人塩崎おとぎ紙芝居博物館」となりました。今でも街頭紙芝居を続け実演活動や紙芝居の保存継承に関する活動を続けています。
その間に、神戸の絵元「神港画劇協会」で長く紙芝居をされていた方がなくなり、その方の姪が紙芝居原画を引き継ぎましたが、その紙芝居は売却されることとなり売りに出されることになりました。街頭紙芝居は一点物で世界にひとつしかありません。絵元がなくなると、街頭紙芝居は、売却、散逸、廃棄され、どれだけこどもたちをワクワクドキドキさせても、継承され、文化として残されることは難しい状況だと実感しました。
たまちゃんは、原画の紙芝居がバラ売りされているのを、何とかしたい思いで、軽ワゴン車に乗るだけの原画約400巻(4000枚)を買い取りました。少数のメンバーと、その原画を使って実演もしてきましたが、今後は、より多くの方にこの原画を貸し出しし、また、複製を作り、実演したい方には、有償で譲っていこうと考えています。また、ダウンロードできる仕組みを作り、海外へも発信し、シェアしていこうと思っています。
創作紙芝居作家実演家のピーマンみもとは、雲母書房から数多くの紙芝居を発行して、介護紙芝居という新しいジャンルの紙芝居を開拓してきた第一人者です。たまちゃんからの「てづくり紙芝居館」を作りたいという提案にピーマンも同様の想いをもちました。
インターネットの世界にも、数多くの創意工夫溢れるてづくり紙芝居の世界があり、そのてづくりの紙芝居ならではの暖かさ、ユニークさ、創意工夫にふれていく中で、「出版こそされていないけれど、このてづくりの紙芝居は、その著作者がいなくなった時、どうなるんだろう?」という素朴な疑問をいだきました。
てづくり紙芝居は、紙芝居を作る者が、紙芝居の向こうに、こどもたちの笑顔や伝えたいことを、一生懸命考えて作られたものです。作者たちは、自分が演じることで完結させてしまうのでしょうか?それぞれの想いはありますが、私たちは、心を込めて作った紙芝居が、その作家やその周辺の方だけで、終わることなく、世界中のこどもたちに伝えて、笑顔と想いを残していければいいのにと考えるようになりました。印刷紙芝居は各図書館、保育園、幼稚園に置かれ、見たことのないこどもはいないほどです。しかし、てづくり紙芝居は図書館に置かれることはないのです。この優れたてづくり紙芝居というメディアをもっと多くのこどもたちに届ける方法を、「てづくり紙芝居館」という場を作り発信していくことができないだろうか?そんな想いで「てづくり紙芝居館」をつくりました。
「てづくり紙芝居館」を訪れれば、様々な紙芝居を見ることもできれば、かりることもでき、購入することもできる。海外や遠方の方には、ダウンロードしてシェアすることもできる。紙芝居に関係する様々な立場の人が交流できる場。あそこにいけば、いろんな紙芝居を手に取り、見ることができる場。そんな場を作りたい。
沢山の実演の機会をこれまでに頂き、数限りなく実演し、喜びをわかちあえればいい、その紙芝居体験がこどもの記憶に刻み込まれれば、それでいいと思っていましたが、それだけでは、紙芝居を伝承していくことに繋がらないと、思い至るようになりました。
紙芝居の魅力に魅せられて、ドイツ人のクールマンユリアさんも、日本で活動するためにこの春から日本に移住してきました。彼女は、日本語、英語、フランス語に堪能で、紙芝居を創作するのも、絵を書くことも大好きです。
ピーマン、ユリア、たまちゃんの三人で漕ぎ出した「てづくり紙芝居館」という船は、荒波に浮かぶ小舟のようなものです。しかし、こどもたちに、夢と希望、笑顔や伝えたいことを世界に届け、継承する任務をもって出航しました。そのために、様々な場所に出向いてまいりますので、その節は、どうぞ、私たちの話を聞いてやってください。そして、知恵と力を貸してください。
(2020年8月吉日)
Company Info
会社概要
Association Info
会社名 Name of Association | 一般社団法人てづくり紙芝居館 The Center for Handmade Kamishibai (Association) |
代表者 Representative | 大塚 珠代 Tamayo OOTSUKA |
所在地 Adress | 〒558-0053 大阪府大阪市住吉区帝塚山中5丁目1−1 5-1-1 Tezukayamanaka, Sumiyoshi Ward, Osaka City, 558-0053 Japan |
電話番号 Phone | 090-3712-4540 |
tezukurikamishibaikan@gmail.com | |
アクセス Access | 阪堺電軌 てづかやま4丁目下車10歩 10 minutes walk from Hankai Tramway Station ‘Tezukayama 4-chome’ (天王寺から約10分) (About 10 minute walk from Station ‘Tennoji’) 南海本線 帝塚山3丁目から徒歩8分 8 minutes walk from Nankai Main Line ‘Tezukayama 3-chome’ |
てづくり紙芝居館別館
The Center for Handmade Kamishibai (annex building)
所在地 Adress | 大阪市住吉区帝塚山中5-4-4 5-4-4 Tezukayamanaka, Sumiyoshi Ward, Osaka City, 558-0053 Japan (本館から西へ徒歩1分 南海高野線の線路ぎわ) (1 minute walk to the west from the main building, seated next to the Nankai Koya Line tracks) |
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